雨水貯留・浸透槽の費用相場
雨水貯留槽の設置費用は、大きく「材料費」と「工事費」に分けられます。
「材料費」はその名の通り、貯留槽本体や遮水・透水シート、流入・流出管、基礎コンクリートや砕石などの材料にかかる費用です。一方「工事費」は、これらを施工するためにかかる人件費や法定福利費、諸経費などのことです。
材料費と工事費をすべて含め、雨水貯留槽の設置にかかる費用として見積もる必要があります。
雨水貯留・浸透槽の費用は、材料費と工賃(施工に関わる人件費等)を合算した「トータル」で把握しておくと、概算の比較がしやすくなります。 まずは、設置予定の容量(m³)に対して、m³あたりの単価(円/m³)を掛け合わせる方法で「材料費+工賃」の合計目安を算出します。
「材料費+工賃」の合計目安を算出方法
計算式:設置予定容量(m³) × 単価(円/m³) = 合計目安
施工規模(キャパシティ)による費用の決まり方
雨水貯留槽の施工費用は、主に以下の要因によって大きく変動します。
- 貯留槽の容量(製品代)
- 掘削の範囲と深さ
- 発生する残土の処分量
- 現地の搬入経路や地盤の状況
昨今の資材価格や人件費の変動により、実際の施工費用は非常に流動的となっております。
そのため、一律の価格目安を算出することは難しく、現場の状況や施工条件に合わせて案件ごとに個別で費用が決定されます。
雨水貯留・浸透槽の価格例
ここでは、公式サイトで材料費の価格を公開しているメーカーの例を紹介します。
建設資材や環境資材の製造・販売を手掛けるタキロンシーアイ株式会社では、雨水貯留・浸透槽用貯留材「アクアブリック」の価格を以下のように案内しています。
なお、これらはユニット・平板・H駒を含む部材一式の価格であり、このほかの材料費(シート等)や工事費用は別途かかります。

※直方体形状での価格(トレンチや複雑な槽形状は除く)
参照元:タキロンシーアイ公式サイト「構成部材」ページをもとに作成 (https://www.takiron-ci.co.jp/product/product_03/aquabrick/contents01.php)
雨水貯留槽の設置費用を最小限に抑える3つの方法
雨水貯留槽の費用は、容量だけでなく現場条件や施工内容でも変動します。次の3点を押さえることで、無理なく総額を抑えやすくなります。
- 自治体の補助金制度の活用
- 現場に最適な工法の選定
- 主要メーカーへの一括比較・相談

