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【設置場所別】雨水貯留槽の施工事例集

目次

商業施設

大型ショッピングモールや店舗などの商業施設で利用されている、リス工業株式会社のリスレインスタジアムⅡなどの雨水貯留槽・浸透槽の地上部分は、駐車場などとして活用されています。集中豪雨などによる都市型水害が増加する中で、浸水被害の緩和に大事な役割を果たします。

商業施設の駐車場への
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スポーツ施設・公園

公園やグラウンドの地下で、株式会社日東ジオテクノのジオプール工法AE-1や城東リプロン株式会社のハイドロスタッフなどの雨水貯留槽・浸透槽が活用されています。長野県千曲市の都市公園造成に合わせ、浸水被害軽減を目的に設置された貯留施設は、周辺との調和を図るため植生土のうによる構造になっています。

スポーツ施設・公園への
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病院・公共施設

医療施設の駐車場のほか、鉄道駅や役所庁舎の地下でも、天昇電気工業株式会社のテンレイン・スクラムなどの雨水貯留槽・浸透槽が活用されています。病院駐車場への設置工事は、設置範囲を工夫することで工事日数を減らしました。民間の病院と連携して貯留槽を設置し迅速な対策を実現した事例も紹介しています。

病院・公共施設への
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工場・倉庫

秩父ケミカル株式会社のニュープラくんなどの雨水貯留槽・浸透槽は、物流施設や工場、発電所の地下にも設置されています。ニュープラくんは掘削量を減らすことでトータルコストを抑制しています。各メーカーのプラスチック製部材は軽量のため、組み合わせる作業は人力で実施でき、工期は短縮可能です。

工場・倉庫への
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学校

リス興業株式会社のリスレインスタジアムⅡなど、学校や保育園で利用されている雨水貯留槽・浸透槽の地上部分は運動場やグラウンドになっており、子供たちが遊びやすいよう、水がたまらない施工がされています。地域の治水対策として多数の学校地下に設置された例では、浸水被害軽減に大きく貢献しています。

学校への雨水貯留槽(雨水タンク)
施工事例を見る

マンション・住宅

雨水貯留槽・浸透槽は、都心部のマンションの建物周りや賃貸住宅のエントランスなどのほか、大規模な宅地開発でも雨水対策施設として設置されています。耐震性能が高く、維持管理も容易。秩父ケミカル株式会社のニュートレンチくんⅡは、ワンタッチではめ込んでいくだけで簡単に組み立てられるのが特徴です。

マンションの駐車場や住宅への
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【目的別】
おすすめの雨水貯留槽3選

無料の雨水でコストを削減しつつ浸水被害を抑え、非常用水も確保できる雨水貯留槽。ですが、その性能や最適な設置場所は多岐にわたります。例えば、「狭いスペースへの対応力」、「大規模な貯留容量と効率的な施工」、あるいは「景観との調和や維持管理のしやすさ」など、メーカーごとに得意分野は異なります。ここでは、あなたのニーズにぴったりの製品が見つかるよう、特徴の異なる3社をピックアップしてご紹介します。

500㎥以上~
物流倉庫・工場などの
大規模開発工事なら

リスレイン
スタジアムⓇGT
(リス興業株式会社)

リスレインスタジアムGTの画像

引用元:https://www.risu-kogyo.co.jp/risurainstadium/gt/

おすすめの理由

重車両対応!
省掘削で短期施工を実現
  • 60t級クレーン対応の六角支柱構造により、物流倉庫や工場などで、荷物の積み下ろしエリアなどでのクレーン作業を中断せずに雨水貯留を導入可能。上部は舗装後、T-25車両が常時走行でき、搬入路や駐車スペースとしても安全に活用可能。
  • 空隙率94%・構造評価書付きで条例にも適合しやすく、モジュール式施工により、1日300㎥の高速施工が可能。500㎥超の貯留容量も短期間で確保でき、点検口も自由配置できるため、長期維持管理も容易

こんなお悩みにおすすめ

  • クレーン作業を中断せずに、工事も同時に進めたい…
  • 貯留槽の上を駐車場や重車両の通路として最大限に活用したい…。
  • 大規模な貯留量を確保したいけど、工期はできるだけ短くしたい…。
200~500㎥
集合住宅などの
中規模開発工事なら

クロスウェーブNe
(積水化学工業株式会社)

クロスウェーブNeの画像

引用元:https://sekisui-cw.co.jp/dl/data/CW_J_2025_5.pdf

おすすめの理由

駐車場下で短工期
節水と防災両立
  • 空隙率95%の高効率構造で限られた敷地でも必要容量を確保しやすく、深さ0.5〜2mの5タイプを同一モジュールで切り替えられるため、階高や敷地条件の異なる集合住宅計画にも柔軟に対応できる。
  • 浸透パネルの後付け対応や、掘り返し不要の構造により条例変更時の追加工事を回避できるうえ、軽量ブロック構造で点検や清掃も容易なため、長期的な維持管理負担も抑えられる。

こんなお悩みにおすすめ

  • 敷地の制約が厳しく、雨水貯留槽の設計に困っている…。
  • 長期的な維持管理のコストはできるだけ抑えたい…。
  • 限られたスペースを最大限に活かして、必要な貯留量を確保したい…。
200㎥以下
戸建ての宅地造成などの
小規模開発工事なら

システムパネル
(エバタ株式会社)

システムパネルの画像

引用元:https://www.ebata.co.jp/ebata/products/products001.html

おすすめの理由

重機不要!
パネルを組むだけ簡単施工!
  • 空隙率95%の高効率設計により、限られたスペースでも有効容量を確保しやすく、200m³以下の小規模宅地でも流出抑制などの条例基準に柔軟に対応可能。
  • 50cm角・約2kgの軽量パネルは重機を使わずに搬入・組立が可能で、狭小地や造成済み宅地でも静かに短工期で設置できるため、後付けを含む小規模住宅への導入に適している。

こんなお悩みにおすすめ

  • 狭小宅地での貯留スペース確保が課題...
  • 特殊な重機を使わず施工したい....
  • 専門知識がなくても施工したい...

品質・安全性・施工実績を備えた
雨水貯留槽「3選